全日建近畿地方本部・4支部合同
2017年新春旗開き

全日建近畿地方本部・4支部合同
2017年新春旗開き

「競争」社会から「共生・協同」社会へ

1月14日、連帯ユニオン近畿地方本部2017年新春旗開きが、リーガロイヤルNCBで開催されました。 厳しい寒さにもかかわらず、政界・業界団体・友誼団体などの来賓と組合員を合わせ総勢360名が参加しました。
会場のホールは溢れんばかりの参加者で、勇壮な「関生太鼓」で旗開きの幕が開けました。

冒頭主催者挨拶に立った全日建近畿地方本部・垣沼執行委員長は、『安倍政権は昨年末の臨時国会で「年金法」改悪、「介護保険法」の給付要件引き下げに加え、国が賭博を合法化する「IR法」(カジノ法)を与党・公明党の反対を無視して、憲法改正に積極的な日本維新の会を取り込むため強行採決しました。

また、トランプ次期大統領が就任と同時に「TPP離脱」を宣言しているにも関わらず、TPP条約批准を強引に強行採決しました。さらに、戦前の治安維持法の再来ともいえる「共謀罪」の上程など、安倍政権を退陣させるための「選挙闘争」は重要です。

労働者の取りまく状況は、過労自殺に及んだ電通など大企業の違法残業の社会問題化、また一方では「残業代ゼロ」や「解雇の金銭和解」法が通常国会で上程されます。

安倍政権の経済政策は尽く破綻、格差社会が蔓延し一億総括役社会の実現は、ほど遠いものです。 憲法9条を蔑ろにする南スーダンの「駆けつけ警護」、民意を無視する新基地建設の強行と原発再稼働など安倍独裁政治を打倒しなければなりません。

私たち連帯ユニオンは、17春闘をはじめ、権利侵害闘争の勝利、産業政策運動の前進、労働者の生活と賃金労働条件向上に向け団結を強め奮闘することを誓うと』力強く挨拶されました。

続いて特別挨拶を関西地区生コン支部・武執行委員長が行い、来賓からは民進党・辻元清美衆議院議員、社会民主党副党首・福島瑞穂参議院議員、また友誼団体や関連企業から挨拶を受けました。

その後鏡割りに続いて乾杯の音頭が行われ、和やかなムードで歓談が始まりました。 旗開き恒例のおたのしみ抽選会では、各支部の代表が抽選を行い、当選者の大きな歓声が飛び交い、特等の50インチのテレビは生コン支部の組合員が射止めました。

中締めの挨拶の後、参加者全員の一本締めで旗開きの幕を閉じました。

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