連帯労組第32回定期大会 2016年運動保身案可決、決定
9月6、7日の両日神奈川県湯河原町のニューウェルシティで開催されました。戦争法案を廃案に追い込む9・11統一ストライキの実施、1万人組織建設と産別機能の強化、産業別労働条件の確立と雇用の確保の闘いなどを柱とする2016年度運動方針案を満場一致で可決、決定しました。
大会冒頭で菊池執行委員長は、戦争法案反対の闘いの強化。戦争する国には絶対にさせない。沖縄の辺野古新基地建設反対、「憲法改正」を許さない闘いを全港湾、全国一般、全国ユニオンなどと連携して共に闘う。
産別・政策運動の強化。トラック業界では月300時間超の長時間労働、全産業平均より下回る年収水準、3人に1人が心臓疾患という実態がある。運賃価格の適正化、労働時間の規制、産業構造の転換を図っていく政策が必要。
「戦後70周年プロジェクト」を日本の侵略や植民地支配などの史実を学ぶ運動として取り組み成果を挙げてきた。今後も歴史修正主義を許さない闘いの先頭に立つ。の3つの重点課題を提起しました。
大会の分散討論会では、組織拡大の取り組み、トラック業界の組織化、戦争法案反対闘争、青年部を中心とする脱原発キャラバン・沖縄新基地建設反対の闘いなどについて積極的な発言が多く出されました。
大会では、建設、生コン、セメント、トラック産業で「人手不足」が深刻化している情勢をチャンスとして捉え、働きやすい環境づくりと1万人組織拡大実現に向けて運動を強化との「大会宣言」が採択されました