はじめに広瀬委員長から主催者挨拶があり、その後、活動総括、争議職場報告、新入組合員紹介、長時間労働について問題提起が行われました。
冒頭の挨拶で広瀬委員長は、日本の産業の中で近年(特に物流2法改正後)業績が低迷しているトラック業界を改善するためには、大企業優先の経済政策を推進している安倍政権を打倒しなければならない。私たちと志を同じくする政党を後押しし、来夏の参議院選挙では自公政権を過半数割れにさせることが重要ですと述べました。
政界の「数の力」を切り崩すことで、私たち労働者の経済的地位が向上する。組合員全員が政治に目を向け、選挙闘争を強化すること、そして組織の社会的地位向上のためには、トラック支部1000名組織建設を早期に実現することが最重要課題です。
新入組合員の紹介では、組織加入の動機と今後の決意を表明しました。
続いて今回の支部委員会に特別参加された中央本部・小谷野書記長からトラック労働者の実態調査について問題提起がありました。トラックドライバーの深刻な問題である、「ドライバー不足」・「低賃金」・「長時間労働」・「労災件数」の現状の報告がありました。長時間労働の内容把握するためには「政・官・労・使」の協議会が行う調査だけでは本質は見抜けない、独自の調査が必要不可欠で、より過酷な労働環境の中小企業で働く、近トラ支部の組合員に、労働時間実態調査の協力を要請しました。この調査をもとに、来年の中央委員会で政策要求と行動方針を提起します。
最後に運輸業界の健全化と業界で働く労働者の賃金・労働条件改善を目指して力強い「団結頑張ろう」で締め括りました。