労働相談コーナー開催中

新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては恙なく良い年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

年が明けても政治は先が見えず、景気は依然低迷し、安倍政権が進める経済政策は、思い描いた結果に繋がらず、一部の大企業だけが利益を有し、中小零細企業には殆ど恩恵はなく、むしろ悪化の傾向が増していると言わざるを得ません。

労働者の99%が、中小零細企業で働いており、貧富の格差は年々拡きつつあります。その要因の一つと言えるのが雇用形態です。

将来を見据え安定性のある正規雇用が減り、全労働者の4割を超えるまでに非正規雇用が増えてきたのには、国の政策が大きく関わっています。

経済面(景気の長期低迷、グロ-バル化による国際競争の激化などによる人件費抑制等)、労働法制改悪により、労働者が雇用不安に陥り、同じ仕事をしていても、賃金に格差が伴う不合理な労働環境を強いられているからです。

日本社会の二分化と二極化を助長してきた原因は、日本の「周りに流される」文化です。多くの労働者は、良くも悪くも、自分の持つ権利をあからさまに主張したり、新たな権利の獲得に向け自ら動こうとしないのが、現在の傾向ではないでしょうか。

その反面、企業が求める義務に対しては、不公正、差別的、理不尽、無意味と感じても従がってしまうような傾向にあるのではないでしょうか。言いたい気持ちがあっても心の片隅で嫌われたり辞めさせられたら困るという意識が働き、なかなか言い出せないということがあるのではないでしょうか。

正しいことが言えない、言えば不利益を被る。このような風潮は、変えていかなければなりません。 これまでも同じような悩みをもつ労働者から相談を受け、経営者と協議し、辞めさせられたり不利益のないよう企業体質を改善させてきました。

昨年においては、勇気のある労働者から相談を受け、賃金格差の多いパ-ト社員及び契約社員を正社員へと転換させました。また労働契約法改正に伴い、正規雇用に支払われ、非正規雇用には支払われてない多くの手当について、不合理(労契法20条違反)であるとして、大阪高等裁判所で勝利判決を勝ち取っています。

私達は、政治にほんろうさせられたり、周りに流されることなく、同一労働・同一賃金を基本に置き、働く労働者の環境の改善、生活の安定、子供達が次世代に於いて、安心・安全・安定を得られるよう役員一同今年も全力で奮闘していきます。

今一度、皆様方にさらなるご協力をお願いするとともに、本年も皆様方にとって良き年になるよう心より祈念し、新年のご挨拶とさせて頂きます。


連帯ユニオン 近畿地区 トラック支部 執行委員長 広瀬英司

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